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旅行記事

フランス5

モンサンミッシェルの日帰りバスツアーに参加。疲労と筋肉痛がピークなので、中1日、バスで回復を図るという算段。あまりの便の良さと観光地化に触手が伸びない、のもあって。  シャトルバスで島の手前に降ろされる(シャトルバスの外装が木製!ひぇ〜)。あえて見るなら、一枚岩の島に修道院やらレストランやら岩やら巨木やらを呑み込んで混淆する表情が興味深い。入島すると、レストラン・みやげ屋が狭い坂道を挟んで競り出る様は、水上に浮かぶ江ノ島と同じ構成だ。「もう、こんなんじゃ写真撮ってあげないんだからっ」と思っていたものの、印象的な光景たちに指先がデレる。なんてフォトジェニック!大階段に始まり、中空に現れる中庭。巨大な列柱が犇めく空間。大空間の教会からの小ぢんまりした礼拝堂。よく分からないが大車輪。こりゃ面白い。そりゃ人も来るっちゅーねん。途中モンサンミッシェルの今に至る過程を歴史どる模型があり、ここは増築に増築を重ねて今の修道院が造形されたようだ。空間の偶然性や多様さにも納得。迷路のような建物に見事ひとつらなりの順路が敷かれ、テーマパークかよっ!と驚愕に足が震えている(二つの意味で)。どんだけ登り降り多いんじゃ!(チワワ体感だよ)。  院を出てからの小路も目線を変えながら、あちこち張り巡っているので、興味が尽きない。坂道の街の断片・屋上庭園・墓地・展示室。正に要塞都市。西洋の驚異に感服。石の屋根が超カッコイイ。


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