フランス8
昨夜は、なんとかバスと列車をうまく乗り継ぎ、夜12:00宿に辿り着く。リヨンは坂道が多く、足腰が軋み疲労もMAX。折角のリヨンなので、ローマ劇場・旧市街・オペラ座ぐらい見ておこう。が、止めを刺さんばかりのばかりの坂道。もはや何れの建築群にも、校長の銅像を眺めているような無感...
フランス7
朝6:14分の列車。危うく寝坊しそうになったぜ。ナンシーとシュルースで乗り換え2回。12:56分ベルフォールに着く。ロンシャン行きの列車で徒歩か、タクシーが宜しいと聞く。タクシー乗り場に向かうと、タクシーねーよ。待てども暮らせどもタクシー来ないよ。で、ロンシャン行きの列車発...
フランス6
To ランス。TGV(新幹線みないなもん)利用でランスに向かうのだが、毎度切符購入にまごつくので、早朝パリ東駅に向かう。難なく切符購入できたものの、苦しくも出発は2時間後。遠方に足を延ばすとこの待ち時間が多い。天候はやや曇り。目的地はルーブルランス美術館。SANAA建築には...
フランス5
モンサンミッシェルの日帰りバスツアーに参加。疲労と筋肉痛がピークなので、中1日、バスで回復を図るという算段。あまりの便の良さと観光地化に触手が伸びない、のもあって。 シャトルバスで島の手前に降ろされる(シャトルバスの外装が木製!ひぇ〜)。あえて見るなら、一枚岩の島に修道...
フランス4
本日はパリから少し郊外のポワシーへ。待望のサヴォア邸。もはや乗り慣れた地下鉄なのだが、通常のメトロと違うRERの乗換え・切符購入にまごつく。駅から20分。道路から看板のある林道をくぐると、広々とした芝生の中央に白の塊が浮いている。このシンプルな矩形の函にどのような宇宙が秘め...
フランス3
昨日に続き美術館巡り。まずはポンピドゥー・センターに向かう。地下鉄を上ると、いきなり毳毳しい建築設備の鎧を纏った建物が聳り立つ。建設当初、パリの街並みにそぐわないと賛否話題を呼んだだけの、何か異形のものが突如屹立とした圧倒感がある。通常隠蔽される設備のダクトやら、構造部材や...
フランス2
朝7:30に朝食をとり部屋に戻る。2階から中庭を見下ろすとやはりそこに集まる人の群れ。建物は極めて道路いっぱいにせり出ているのだが、巨大な扉を開くと中庭が広がり、時間と空気の流れる速度が僅か扉一枚で隔てられている。そうして中庭を眺めていると、見ることと見られていることの径庭...
フランス1
もうすぐフランス着。機内から地上を見下ろすと、整然と筆を切った田畑が敷き拡がる。at シャルルドゴール空港。シリンダー状の断片を滑りながらゲートを出る。空港や駅、人やら乗り物・荷物・ツバメやらカテゴリー雑多に出入りする函は、エンジンのシリンダーのように無機物種と有機物種が咬...
インド7
最終日はデリー近郊を散策。とりあえずコノートプレイスを目指していると今日も話しかけられる。若い青年、そして日本語!(驚き)学生だから心配ないと、辺りについて色々教えてくれる。勤勉な学生のようだ。コノートプレイスのサークルに面する観光案内所でデリーのマップが無料で貰えると案内...
インド6
昨日の夜は暗くてよく見えなかったが、ホテルのすぐ近くに巨大な深井戸があった。あらかじめ是非とも見たかった建築と思いがけない場所で遭遇。朝の散歩で足を運ぶ。幸い乾期のため水がほとんどなく全貌をほぼ眺めることができた。これほどの大空間が、景観を阻害せず目下にあるというのがおもし...